![]() さて、この公園、本格開業が2000年と新しく、整備も行き届いていることから知る人は知る、隠れた人気公園のようです。遊具などは遊園地のような機械仕掛けのものはありませんが、公園によくある遊具類や、それらの一回り大きいものが揃います。また芝生などを養生して走り回れるところがあったり、アスレチックコースやバーベキューも楽しめます。 園内は移動手段として後ほど紹介する遊戯鉄道の「こども列車 なかよし号」、機関車風のロードトレイン「わくわく号」が走ります。メインゲートから園央までは鉄道、園央より西ゲートまでがロードトレインという棲み分けをしています。入園料は無料、駐車料金は取りますが公営とあってお値打ちプライスです。 こども列車「なかよし号」 園内の移動手段として活躍するこども列車は「なかよし号」となずけられ、エンドループ構造の単線を行ったり来たりします。エントランス部分に作られてた「エントランス広場」駅とトランポリンなどの遊具が集まる「冒険の丘」駅の約520mを結びます。 駅はそれぞれループ部分に設置され、建物も駅舎があるためしっかりした風格です。乗車券販売機もあるのでちょっとした鉄道ですね。 ![]() 機関車はかつて小田原~熱海を走っていた熱海鉄道の蒸気機関車を模したもの。モデルとなった蒸気は熱海駅前に今も展示されているそうです。SL両脇にかざぐるまがつけられ遊戯鉄道らしくなってますが、熱海鉄道時代に模したほうがいい感じがするのですが・・。 車両セットは泉陽興業製で、600mmゲージの第三軌条集電のタイプ。面白いのが途中勾配がきついためゴムタイヤで粘着力を上げる4つめのレール(帯ですかね、ま、ラックレールのゴムタイヤ版です)が設置されていること。また蒸気のシュッシュ音は電子音、警笛も電子音なので、せめて警笛くらいは空圧で鳴らしてほしいです。 とはいえ、山の中を進むので結構山岳鉄道っぽい風景を進みます。運賃は片道、大人(中学生以上) 300円、小人(小学生) 100円、幼児以下無料(2014年10月現在)となっています。所要は10分ほどですが、奥からエントランスへ戻る時など疲れた場合はとても価値のある鉄道だったりします。 往復移動の所要20分と各駅の乗降10分で概ね30分ヘッドで運行されます。客車が2両とあってあまり輸送力がありませんので、閉園時間などはエントランス行きが混んだりしますが、テーマパークと違ってそんなに人が大勢でもないので意外とのんびりです。 ※なかよし号エントランス広場駅(GoogleMap) |
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◆エントランス広場駅 |
・立派な駅舎。反対側にある駅舎っぽい建物は管理棟です。 1 2 3 4 5 -2012.8.25
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・ループ内側から。結構軽便鉄道っぽかったりします。
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◆エントランス広場駅ループ部 |
・ループ内側はお子様向けライド系の広場。結構きついRを曲がっていきます。 1 2 3 4 -2012.8.25
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・冒険の丘駅から列車が戻ってきました。
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・ループ内側への通路の踏み切りはめずらしい扉タイプです。
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1 2 -2012.8.25
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◆エントランス広場~冒険の丘 |
・エントランス広場駅を出るといきなり急勾配。ゴムタイヤのラック軌道を使って登ります。 1 2 3 4 -2012.8.25
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・冒険の丘駅からの急勾配を下ってくる列車。
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・駅と駅の間はかなり起伏やカーブがあって山岳軽便鉄道の様相。草軽電鉄ってこんな感じだったんでしょうね。
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1 2 3 4 -2012.8.25
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・冒険の丘駅手前は再び勾配。
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・冒険の丘駅上の丘からはこんな俯瞰も撮れます。
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◆冒険の丘駅ループ部 |
・ループ内側はアスレチックのやぐらになっています。写真の通りほんと山の中にあります。 1 2 3 -2012.8.25
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◆冒険の丘駅 |
・エントランスと同じく木造の駅舎。 1 2 3 -2012.8.25
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★ロードトレイン「わくわく号」 |
・冒険の丘駅で乗り継ぎできるトレインタイプのバス。 1 2 3 -2012.8.25
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★へっつい汽車「熱海軽便鉄道7機関車」 |
・この遊戯鉄道のモデルとなった熱海を走っていた軽便鉄道のSL7号機。熱海駅前にモデル機サンプルとして飾られています。 1 2 3 4 5 -2014.4.28 |