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Page Start 2015.8.9 最終更新日【2015.8.9】
千葉県立蓮沼海浜公園 こどものひろば「ミニトレイン」
DATA
千葉県立蓮沼海浜公園
こどものひろば「ミニトレイン」

遊戯鉄道 2.1km
乗降駅1ヶ所ループ線

蓮沼海浜公園
(公式サイト)

ミニトレインあけぼの駅(GoogleMap)
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解説
千葉県立蓮沼海浜公園は九十九里浜沿いにある全長4kmの大きな公園で、西から展望台と遊園地、グラウンド、ウォーターガーデンとリゾートホテルという並びになっています。遊園地部分は公園と一体化していて入園は無料。各乗り物を利用するときに一回券を買うか、フリーキップを買うかして遊びます。

遊戯類はゆるーいものが多く、ジェットコースターやおもしろ自転車などは幼児~小学校前半くらいが対象かなと思います。親子でゆっくりするにはいいところです。


ミニトレイン

さてここの鉄道は車両にまたがって乗るミニトレインで、鉄道から少し距離感でてくるのですが、なんと全長2.1kmという、普通の鉄道の1駅分もある長い路線です。さらにこんなところ走るの?というようなところに線路が敷かれており、結構マニアックだったりします。

乗車口1か所の乗って楽しむタイプで、右回りの細長く大きなループ線を走ります。乗り場は遊園地の入り口付近にあり、駅舎の構えがあります。隣接して車庫があり、4編成ほどを格納できる大きめのものです。2014年6月時点ではやぶさ(新幹線)、蒸気機関車、交直流機関車の3編成が使える状態でした。動力はバッテリー式ですが30人ほど乗せられるのでモーターは強力なものが積まれているのかな。

運転は時刻表が一応あるも、多客時は25分くらい間隔の運転で2編成の続行運転が行われます。一周20分近くかかるので行列防止のためなんでしょうね、遊戯鉄道の続行運転はここくらいじゃないでしょうか。

さて路線は結構変化に富んでいます。子供向け乗り物って感じなのですが、乗ってみると車高が低いので意外と走行時に迫力があり、スピード感もそこそこ。レールは細いワイヤのようですが、路盤がコンクリートで作られており乗り心地はまずまずです。

乗り場を出るとすぐ踏切。4mほどの幅の道の左側を走ります。ここからずっと東にまっすぐ線路が伸びています。続いてもう1つ踏切があり小さなトンネルを超えると公園に入ります。花壇のわきを走り、グランドの隅っこを通って歩道橋の下をくぐります。この地点で半分くらいの距離。大きく線路は右へ曲がると防砂林に突っ込んでいきます。

防砂林を抜けると右にカーブし、こんどは砂丘部分をつっぱしっていきます。砂地に雑草がちらほら生える荒れ地を線路が貫いており、とても遊戯鉄道とは思えません。もう少しスケールが大きかったら立派な軽便鉄道にも見えてしまいます。

砂丘部分を抜けると防砂林へ向け右カーブ。行きの2つめの踏切部分で左に線路が折れて乗車口へと戻ります。線路の半分は公園の中も、半分は砂丘の中を走ってるのでちょっと驚き。まあこんな配線をよくも考えたものです。

なお、ここへの訪問は車が便利。とはいえ、都内から渋滞なしで1時間半くらいはかかるちょっと不便なところです。お昼はここの近くの「橋本食堂」のうなぎがお勧め。リーズナブルで食べられます。外観はなんじゃこれ?って感じなんですが、地元では有名。駐車場もあります。つきあわせで出てくるトマトがちょっと違和感あるのですが、唐揚げなんかもおいしくておつまみで追加注文してみてはいかがでしょうか。



「鉄道がある風景」/RailScape
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