[MÁV路線図/gif252KB]
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ブダペスト南駅での駅撮りは以前ほど魅力がなくなりました。郊外電車発着が多く改札ができてしまいました。乗車券がないとホームに入れませんので注意。
ブタベスト南駅から近いKelenföld駅でもホームからの撮影が可能ですが、あまり観光客もいないので勇気がいります。南駅もいろんな人がぶらぶらしているのでスリ、置き引き、ひったくりなどにはくれぐれもご注意ください。
バラトン湖周辺でも撮影ができますが、湖をフレームに収めての撮影となると、場所が限られるようです。このあたりは鉄道移動での撮影より、車利用のほうが良さそうです。
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Budapest Déli pu.(南駅)は、国内西部方面の列車が主に発着します。地下鉄(メトロー)M2の終点で、またトラムも接続しているので、市内はずれにありながら交通の便が良い駅です。
南駅は近代的で質素な作りで、コンコースには売店もいくつかあって日本っぽい駅の感じです。乗車券売り場は円形のしゃれたブースになっていて、係員によっては英語も通じます。
駅のホームは、屋根のないオープンなつくりで、低いプラットホームから列車に乗り込むヨーロッパスタイルです。新型電車投入で、ホームの半分以上が近郊電車発着ゾーンとなってしまい、自由に出入りができなくなりました。また売店の半数がつぶれたりしていて、ちょっとさみしい感じになっています。
ここからはバラトン方面等国内南西部方面の長距離列車も発着し、夏季シーズンにはここから観光用のSL列車「ノスタルジートレイン」がバラトン方面に運転されます。
南駅を出発した列車はしばらくブダぺスト市内を走ります。郊外の駅Kelenföldを過ぎたあたりから急速に農村の風景になります。ゆるい丘陵地を列車がひた走る車窓が続きます。
バラトン湖経由の路線は北周りも南周りも車窓がうつくしく、海のような広大な湖がちらりちらりと見え隠れします。また、湖の周辺には保存鉄道がいくつかあるようで、ナローを走るSLも存在するようです。
バラトン湖南側の路線が幹線となっていて、ブタベスタからの列車の大半はこちらを通ります。北側のFüred、Tapolca方面へ行く路線は非電化区間となっていて、ブタペストからの直通列車は、途中Székesfehéryárで機関車の取替えを行います。
GyorからSopronまではジョール・ショプロン鉄道「GySEV」が運営します。車両カラーもMÁVのブルー基調と違ってグリーンを基調として違いをはっきりさせていますが、車両運用などはMÁVと共通になっているようです。
私の乗車区間はBudapest Déli pu.(南駅)~Balatonfüredだけなのでこれ以上の詳しい情報はありません。今度行くとしたらいつのことやら・・・。
[旅メモ]
南駅発着の観光地ならやはりバラトン湖周辺になるでしょう。Siófok(シオーフォク)、Balatonfüred(バラトンフュレド)、Tihany(ティハニ)、Keszthely(ケストヘイ)など、有名どころがいくつか点在します。
詳しくは「地球の歩き方」等の旅行ガイドブックを参考にしてください。
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