令和改元スペ:英ワイト島

元号変更にあやかって・・・振り返りスペシャル。第11弾、イングランド:ワイト島。 さてイングランドに移って南端の離島ワイト島から。ここにはロンドン地下鉄で活躍した古豪が走ります。

(写真:ライド、2019.4)

ここのすごいのはポーツマスからのフェリー連絡での桟橋部分も列車が走ること。 こんな風に鉄橋風の桟橋をトコトコ走ってきます

(写真:ライド、2019.4)

複線仕様なのですが片側はメンテナンスコスト削減?からか、桟橋区間では使用されず放置されてます。 島側にあるライド・エスプラネード駅先から複線利用となります。

(写真:ライド、2019.4)

ライド島とポーツマスとはフェリーの他、ホバークラフトも運行。意外にも人の往来は多いようです。 ポーツマス側も昔の宇高連絡船っぽい駅構造で鉄道からすぐにフェリーに乗り換え可能。

(写真:ライド、2019.4)

桟橋を望むライド・エスプラネード駅。 海が間近ですね。

(写真:ライド、2019.4)

標準軌なのにロンドン地下鉄のお古じゃないとだめなのは、ここのトンネルの車両限界のため。サイズは地下鉄ピカデリー線なんかと同じなんですが、これから行われるだろう車両更新で余剰となる車両が再利用されるかどうか・・・

(写真:ライド、2019.4)

この日も車両故障で30分ほど止まっていたんですが大丈夫なんでしょうか・・・ 運行はイギリス南部を主担当とするサウスウェストレールウェイが担当してますが、カラーリングは民営化前のままの塗装。近い将来の廃止も視野に入れているかもしれません。

(写真:ライド、2019.4)

車両も手入れされているとはいえ、御年80年を超えておりかなりくたびれてきています。 腕木式信号も現役ですしほとんど保存鉄道といった感じ。いつまで運行されるんでしょう・・

(写真:ライド、2019.4)

ここセント・ジョンズ・ロード駅は車庫を兼ねたこの路線のメイン駅といっていいでしょうか。変則20/40分ヘッドで時間2本運行されていますが、お客さんはそこそこ乗ってたりします。 埠頭までの桟橋部分と車両の老朽化をどう対応するかが存続のカギになりそう。ちなみに支線もあるんですがそちらはSLの本家保存鉄道が走ります。

(写真:ライド、2019.4)