独ケムニッヒ

ドイツの珍しい系のご紹介。今回は旧東側だったケムニッツを走るトラムたち。ここはオペレーターが2社、車両3タイプで運行されてます。見た目普通もちょっと違う運用をしてて有名。

(写真:Theaterplatz、2017.3)

いわゆるそもそもの路面電車はCVAG(Chemnitzer Verkehrs AG)社が運行。こちらは古株のタトラ。車体更新をしてオリジナルと外観が少し変わってます。

(写真:Theaterplatz、2017.3)

こちらのタトラは色違い。ブルー・黄色のツートン、ブルー・クリームのツートン、ウィーンとかで見る標準的な赤系ツートンとかいるのですが、どういう色分けのルールがあるのかは不明。タトラ系は2020年から入るシュコダの超低床車に置き換えていくらしいので近々見納め。

(写真:Theaterplatz、2017.3)

CVAG社のもう1系列の車両群はADT(旧ヘンシェル)のバリオバーン。今はこちらが主流。5連接車で結構収容力があります。色は2タイプあって、こちら緑と・・・

(写真:Hauptbahnhof~Theaterplatz、2017.3)

こちらのブルー。タトラ同様、色分けルールは不明。そっくりさんで赤色もあるのですがそれは別物でややこしい(後述)。

(写真:Omnibusbhf./ZOB~Hauptbahnhof、2017.3)

中央駅は大屋根の下の近代的な駅。こちら900番台ブルーは600番台と外観そっくりですが納入時期で車番が違うみたい。ならんでる400番台の赤はもう1社のCBC(City-Bahn Chemnitz)が運行してます。

(写真:Hauptbahnhof、2017.3)

中央駅は乗換の便をよくするため、鉄道中央駅とトラム・バスの乗り入れを傘なし移動できるように改造。百貨店ともつながっていてなんだか再開発の参考になりそう。

(写真:Hauptbahnhof、2017.3)

で、CBC社のほう。最初のバリオトラムは彼らが導入し、鉄道線と軌道線の乗り入れ運行を開始。系統C11番にこのタイプが走ります。

(写真:Theaterplatz、2017.3)

そして非電化区間に乗り入れる方はシュタッドラー社製のハイブリッドタイプ。系統C12-14番にこのタイプが走ります。見た目単なるトラムも・・・

(写真:Hauptbahnhof、2017.3)

中央駅から北は鉄道線、乗り入れ前に・・・パンタを畳んでエンジン起動!

(写真:Hauptbahnhof、2017.3)

こんな感じで郊外を走ります。以前紹介したカッセルと同じですね、なんかへんてこりん。

(写真:Hauptbahnhof、2017.3)

ちなみにCBCは本来いわゆるローカル路線担当のオペレーター。軌道線に乗り入れる事業も受け持つユニークなオペレーターですね。

(写真:Hauptbahnhof、2017.3)