Top
Last Modified :2006.1.23
韓国の鉄道 TITLE
戻る 

●韓国の鉄道とは?
韓国の鉄道は韓国鉄道省が管理する公社(KORAIL)と自治体が運営する都市地下鉄の2つに分類できます。日本のような私鉄はなく(世界的に見れば日本がめずらしい)、鉄道は基本的に公営です。国鉄については民営化を検討していますが、KTV?など巨大投資を進めており、当面国が支えなければ経営できないものと思われます。最近はKTV建設などで付け替えられた線路跡を利用した観光鉄道も開業しました。 地下鉄は一部で地上区間を走る
各鉄道の概要

○KORAIL

全長XXXkm、 鉄道インフラは国土をカバーするようにしっかりとしたものが作られています。大きくは3つのタイプに分けられ、新幹線であるKTX専用線、従来の国鉄路線、ソウル近郊の電鉄線(日本の国電と同じ:議政府~ソウル市内~水原~??)と分かれます。KTXは在来線との併用なので、KTX専用線以外は共通運用となっています。電鉄線は基本的には地下鉄と同じ扱いで、同一区間のソウル~??も日本の国電同様、緩行線と快速線とに分かれています。 現在も幹線の複線化や電化工事が進められています。ただ、人口の大半が首都ソウル周辺に集中しており、ソウル近郊とソウルと比較的大きな都市の釜山や大邸、太田を結ぶ京釜線、西海側のXXを結ぶ??線以外は本数も少なく、完全なローカル線と言っていいでしょう。特に地方都市へは高速道路が整備され、鉄道利用者は年々減少傾向にあるようです。 現在KORAILには大きく?つの車種があり、新幹線相当のKTX、特急相当のセマウル号、急行相当のムグンファ号、普通列車の??です。KTXは在来線との併用で、専用区間で高速運転(時速最大XXXkm)を行います。専用の電気機関車のプッシュプルでフランスのTGVと同じです。車両はセマウル号よりもコンパクトに作られ、車内は少々窮屈です。高速運転時には揺れが大きくなりますが新幹線に比べ静かで、快適さではKTXに軍配が上がりそうです。 セマウル号はKTX登場前は最速でしたが、現在も京釜線を中心にKTXが通らない地域を結ぶローカル特急として活躍しています。空間的にはKTXより広く、座席幅も大きいので時間がある場合はゆったりできるセマウル号利用のほうが車窓も楽しめていいかもしれません。この列車はディーゼル機関車によるプッシュプル運転を行い、客車を8~12両ほどつないだ大編成を組みます。機関車はセマウル号専用ですが最近は余剰の機関車をムグンファ号の機関車として代替するケースが出てきています。 ムグンファ号は地方都市を結ぶ一般的な列車で、ディーゼル機関車が専用客車を牽引するスタイルです。KTX開通により鈍行列車であった客車列車のトンイル号が廃止されてから、ローカル線のムグンファ号は急行というよりは実質快速列車のようになっています。もちろん座席指定で急行としての地位はありますが、京釜線や??、春川線といった輸送量の多い路線は別として、??線や??線などは釜山などの都市近郊列車(???)以外鈍行列車が走らない線も多く、また編成も機関車+3両とかのミニ編成でとても急行列車とはいえない状況です。とはいえ、こうしたローカル線は日本同様に旅情が深く、のんびり旅行には最適です。 普通列車の??は基本は???ディーゼルカーで運転され、都市部におけるコミューター輸送の位置づけです。また、??線や??線、??線のような支線用列車としても利用されています。ちょうど日本のキハ40のような位置づけで旧型客車主体のトンイル号の置き換えとして大量投入された気動車です。 KORAILに乗車する場合にはすべての車種(ソウル国電区間を除く)で乗車する列車を指定しなければなりません。特急、急行はともかく、普通列車も必要となっていますが、これは駅の改札時間が指定列車の15分前からというルールがあるためです。ただ普通列車でもいちいちキップは窓口で買わないといけないのでとても不便です。それに普通列車利用の場合は座席確保のために改札前でならばねばなりません(たいてい改札前で行列になっている)。 また、ソウルではKTXやセマウル利用の際も改札時間が出発のギリギリになるので、大量のお客さんで改札が混雑し、ホーム売店で弁当や飲み物を買うのにあわてふためかなければなりません。できれば事前に買うか、すぐに売店へ行って先に買って席に向かったほうがいいでしょう。 現在、赤字解消のため日本と同じようにローカル線の減便が行われ、いくつかの支線においては廃止検討がなされています。特に南海道や??道の線区は人口も少なく、また道路整備も進んでいるためこの先さらに鉄道経営は苦しくなりそうで近い将来の廃止も免れなくなるでしょう。

○各都市地下鉄

地下鉄は現在、首都のソウル、隣接する仁川、中部の都市、太田、大邸、韓国第2の都市、釜山にあります。大邸の地下鉄は??年の放火事件で多数の死傷者を出して有名になりました。それ以来、韓国地下鉄のシートは不燃材への取替えが進んでいます。また古くからあるソウルや釜山では現在車両の置き換えが進んでおり、近代化が図られています。またSUICAやICOCAのようなIC非接触タイプのカードがすでに導入されており旅行者には便利です。 ○電車



○輕便鐵路(LRT)



○香港国際空港ターミナルトラム




韓国での鉄道撮影についての注意


戻る 
「鉄道がある風景」/RailScape
Copyright ; © Yukihiro Minami, All rights reserved. / 版權所有 不得轉載

当サイトの写真・ページ等の転載、商用でのご使用はご遠慮いただいています。また写真の貸し出し等は理由如何に問わず行っていませんのでご了承ください。リンクはフリーですが、必ずトップページにお願いします。なお「相互リンク」は管理上お断りさせていただいてます。ご了承ください。
Copyright Notice: All images on this site are © Copyright and remain the property of the photographer "Yukihiro Minami" and other photographers, copyright persons. These images may be downloaded and be used for non-profit personal use. Any other use of these images is strictly forbidden.